霊柩車はいつから始まった?最新の霊柩車事情について徹底紹介
最近街中で霊柩車を見ましたか?なかなか見ないかもしれませんね。
ただ、住んでいる場所によってはよく見るという方もいるかもしれません。
早速、霊柩車の古今東西を紹介していきます。
霊柩車とは
霊柩車って最近見ないですね
やはり、そのように感じますか。
斎場が比較的近い方はたまに見ているかもしれません。
霊柩車とは、故人と多くの場合ご家族を乗せて運ぶために使う車のことをいいます。
家族と一緒に運ぶんですね
ちなみに病院から自宅や葬儀場に運ぶ車は「寝台車」といいます。
えっ、それは霊柩車とは違うんですね
霊柩車と寝台車の違いは、一般車と見た目は特に大きな差はありません。
葬式・告別式の後に、霊柩車に棺をいれます。
棺を霊柩車の近くまで運び、家族や親族と一緒に入れたりします。
確かに一緒に入れるとこ見ますね
その後、遺影を持った人が助手席に乗る場合が多く、一番近い親族が霊柩車に乗って火葬場に向かいます。
他の親族はマイクロバスに乗って向かいます。
ちなみに霊柩車を葬儀社の方が運転する場合、第二種免許で運転します。
なんで第二種なんですか?
故人のご家族を乗せて運転出来ないため、第二種免許が必要になります。
そのため、運転手を安定してもらえるように、タクシー会社と提携している葬儀社も多くあります。
霊柩車はいつから走り出した?
霊柩車はいつくらいから走り出したのでしょうか。
戦後じゃないんですか?車が一般的に普及したのは
そう思っても不思議ではありません。
実際は、大正時代の大阪から始まったと言われています。
大正時代から?大阪?
アメリカでも霊柩車が使われており、それが大阪で取り入れられています。
アメリカでは、特に派手な装飾はありません。
そうなんですか?
日本独自で日本の葬送儀礼などを踏まえて、「輿」としてかつて故人を運んだ由縁によって派手な装飾になっていったようです。
あの、今は見ないけどお寺みたいなものが乗っている霊柩車ですね
そうですね。
屋敷型と言われる、霊柩車です。
霊柩車の種類は
霊柩車と言えば、屋敷型のような車をイメージする人は少し年配の方かもしれませんね。
私、年配なのかな・・・
あくまで、最近、近くで見ることが少ないからです。
宮型霊柩車
宮型霊柩車とは、車の後ろに屋敷(輿・宮)型の飾りがついたものになります。
この宮型霊柩車は地方によって、地域差があります。
伝統を引き継いだものや落ち着いた木材で作られたもの、派手に送り出したいため派手な輿で装飾した地域もあります。
真っ先に霊柩車と言われて思い浮かべる車も多くの人はこのタイプではないでしょうか。
この霊柩車には、運転手と喪主のみが乗り、他のご家族はマイクロバスになります。
洋型霊柩車
現在最も多く使われているのが、「洋型霊柩車」になります。
以前まで多く使われていた輿や宮がなく、普通のリムジンに多いが掛けられているような外見となっています。
確かにたまに見る、真っ黒く長い車ですね
そのような認識で問題ないと思いますよ。
この洋型霊柩車は、宮型とは違い、運転手以外にも2~3名乗れるものが多いです。
バス型霊柩車
この「バス型霊柩車」とは、故人とご家族等を一緒に運ぶことができるバスになっています。
見たことないです!
見たことない方も多くいるでしょう。
葬儀場から火葬場まで遠いところや、雪国で使用されています。
但し、必ずしも雪国で使われているわけではないのであしからず。
バン型霊柩車
この「バン型霊柩車」と「洋型霊柩車」は形としては似ているものかもしれません。
「同じ形なのですか?
そうですね、バン型霊柩車は主に国産車のものが多くあります。
ただ、このバン型霊柩車の多くは寝台車として使われています。
そのため、本来の霊柩車として使われていることは少ないかもしれません。
以上このように、4種類の形に分けられます。その中で葬儀社に必ず持っているのかは分かりませんが、故人にあった霊柩車を選ぶと、故人も喜ばれるかもしれません。
最新の霊柩車事情
霊柩車も以前は、日本の仏式や神式のイメージが強くごく一般的に「宮式霊柩車」を当たり前のように使っていました。
確かに、そうだと思います。親族もそうだった気がします
そのように、違和感がなかったでしょう。
ですが、近年、「目立ちたくない」「ひっそりと送りたい」「霊柩車だと分かるものはさけたい」などの意見が増え、洋型霊柩車が増えています。
ここ20年のうちに宮型霊柩車は激減しています。
激減した理由として、自治体の条例によって宮型を火葬場への入場を禁止しているところもあります。
えっ、霊柩車なのに入れないですか
そうなんです。
不吉なイメージが付きまとってしまうため、近隣住民への配慮となっています。
難しい問題ですね
どうしても、時代は変化していきますからね。
また、宮型霊柩車の価格そのものに影響が考えられます。
高いんですか?
高いです。
安く見積もっても、3,000万円以上はします。
かなり高いですね・・・
車体価格に2,000~3,000万円くらい、輿の価格が1,000万円以上は少なく見積もってもします。
そのため、不景気な時代が続いている影響もあります。
周辺の配慮と高い車にニーズの問題があるんですね
今後、ニーズが変わると宮型霊柩車も復活してくる可能性は十分考えられますよ。
あの、輿カッコイイから好きなんですよね
確かにそのような方も少なからずいます。
霊柩車は購入できるものなのでしょうか気になる人もいるかもしれません。
確かに、あの細工が綺麗な輿の乗った車はいいかもしれないですね
ですが、日本では不吉なイメージが固定化されているため所有したいと購入までいたる方はいないかもしれません。
かっこいいだけで購入できるんですかね
購入は可能ですよ。
えっ、持てるんですか?
はい、購入可能ですが、条件があります。
自治体(市・区・郡)によって、保有台数の上限があり、許可がでた場合に貨物車の登録をし、1ナンバーが義務付けられます。
一般車としては購入できないんですね
簡単に購入できたら、街中に普通に走っていることが増えてしまっているかもしれませんね。
なんか、縁起が悪い気がしますね
そういうこともあるため、自治体の決まりとしてあるのでしょう。
ただ、海外ではこの霊柩車が人気なところもあります。
特に仏教の信仰がある国では、走る寺として人気があります。
ラオスには1台寄贈されているそうです。
中古車としては、400万円ほどからでているので購入してみてはいかがですか?
400万円か・・・、今別の車持っているからね・・・
よかったら、一括査定に出してみませんか?
一括査定?
簡単に多くの買取会社に見積もりをとってもらうことができますよ。
休みの日に買取会社を回らなくていいんですか?
そうです、楽でしょ?
かなり楽ですね!見てもらおうかな
売らないとしても、今どれくらいで売れるのか見てもらうだけでもいいですよ。
さっそく、見てもらいます
高い値段がつくといいですね。
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